ピカソが一流画家になった理由とは?

動画もご覧いただけます。

「文章を読むのがツライよ〜」という方は
動画で見てみてください。

アーティストが売れるのは才能?

この記事を読んでるアナタも

「芸術家っていいよな〜」
「ファンが勝手に購入してくれるから」
「売る努力しないでも売れるもの」
って思います?

確かに音楽家、画家に限らず
「芸術家」と呼ばれる人たちは「ファン」に支えられ、
自分の作品を購入してもらったり、
指示してもらうことで対価をいただきます。

一見すると
「才能だけで世の中を生きぬいている」
様にも見えますが、

じゃあ、

「才能さえあれば世の中に認められるか?」
というとどうでしょう?

答えは「NO!」です。

どれだけ才能があっても
世に知られていなければ
「1円」にもなりません。

では、どうすれば
「世の中に知られる事ができるのか?」

今日は芸術家の代表
「パブロ=ピカソ」が

「なぜ売れたのか?」

その理由を通して、
マーケティングの
お話をさせていただきます。

無名時代のピカソ

パブロ=ピカソはスペインで生まれ
フランスで活躍した画家です。

生涯作品数は14万点以上ともいわれ
ギネスの世界記録にも認定されています。

「キュビスム」の創始者ともいわれ、
まさに、「現代美術」において
欠かすことのできない存在と言っても
過言ではないでしょう。

「芸術に興味無いよー」
って人でも
「ピカソ」の名前を知らない人は
少ないと思います。

そんな芸術家の代表選手のようなピカソも、
当たり前ですが、はじめから「売れっ子画家」
だったわけではありません。

その頃の彼は、
多くの無名画家がそうであるように
自分の作品を作ることのみに没頭していました。
「いつか来るチャンスを夢見て」・・・

と、言うわけではありませんでした。

もちろん作品は作っていたと思いますが、
その頃、彼が何をしていたかというと、

◎人を雇い
◎画商へ行かせ
◎「ピカソはありますか?」
と聞かせていたそうです。

もちろん、
一度では効果が薄いと思いますが、

これを
◎色んな画商で
◎何度も行うと
どういった事が起こるのか?

まず、
画商は画商同士、横の繋がりがあります。

定期的に集会すると言うこともありました。

そんな場で語られるのは
「最近『ピカソ』って画家の作品の
 問い合わせが多いんだが・・・」

「そういえばウチにもあったな」
「ウチもあったぞ!」

こうして瞬く間に
ピカソの名前は広がっていきます。

こうなると、中には
「取り扱ってみようか?」
という画商も出てきますよね。

もちろん、
画商も素人ではありませんから、
実際に作品を見て、
一定以上のレベルでなければ
取り扱ってもらえませんが、

それでも
「作品を見てもらえる回数」
は格段に増える訳です。

ピカソの作風が多いのは?

ピカソは
様々な作風があることでも有名です。

※興味のある方はコチラをご覧ください
ポーラ美術館

◎ゲルニカ
◎泣く女
◎海辺の母子像
◎花束を持つピエロに扮したパウロ

など、

一見するととても同じ作家が
描いたとは思えない。

また、絵だけでなく、
陶芸や彫刻などの
立体物も世に残しています。

なぜ、これほど
作風を変えたのか?

「付き合っている女性で変わった」とか
「飽き性だった」とか
説は様々ですが

その中に

「顧客のニーズに合わせて変えていた」

という話があります。

信じるか信じないかは

「アナタ次第です」

という感じも否めないですが、

確かに
画商へのアプローチの仕方を考えれば、

ピカソは我々が想像する以上に
「マーケティングの達人」
だった事が分かります。

そう考えれば

彼が「顧客のニーズ」に合わせて
作風を変えていたとしても
なんら不思議ではありません。

それは、こんなエピソードにも
現れています。

ピカソの錬金術

と言われる手法があります。

ピカソは
◎旅行代金
◎ホテルの宿泊費
◎高級品の購入
など

そのほとんどを
「無料(タダ)」でてに入れていました

なぜだかわかりますか?
少し考えてみてください。

コレが分かったアナタは
かなりのマーケティングスキルの
持ち主だと思います。

では、シンキングタイム!
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『正解は?』

A.小切手で支払っていた。

「ん?、無料じゃないじゃん?」
って思った方

正解です。

もちろん「普通の小切手」では
料金は無料になりません。

ピカソはその小切手に
サインとともに
「落書き」を残したのです。

当然、小切手は換金されれば
料金を支払わなければなりません。

ところがこの小切手に
世界的に著名な画家
「パブロ=ピカソ」の落書きがあったら
どうでしょう?

小切手を受け取った人は
「なんて良い記念だ!」と
小切手を大事にもっておきました。
中には額にいれて
玄関に飾った人たちもいたでしょう。

つまり換金されなかったのです。
(換金されないので無料です)

いかがだったでしょうか?

芸術家の代表選手ピカソが、
ここまで自分の作品を売るために
マーケティング戦略を駆使していたこと、
意外に感じた人も多いんじゃないでしょうか?

でも、よくよく考えてみれば

今、私達が
◎目にしたり
◎耳にしたり
◎口ずさんだりする作品は

どれもアーティストの個人の発信だけではなく、
誰かのプロモートを経て世に知られる物がほとんどです。

それは、アーティストだけでなく
◎会社
◎商品
◎サービス
◎タレント
も同じ

歴史に残る宗教家
例えば釈迦やキリストだって
「宣伝活動」無しには歴史に
残る事はなかったはずです。

もちろん時代が違えば媒体の違いはありますが、
少なくてもピカソは
「最も効果が上がるであろう『画商』」
に対してプロモーションを行いましたし、

『もっとも効果が上がる場所で』
『もっとも効果が上がる人に』
『もっとも伝わりやすく伝える』

これが時代を経ても変わらぬ
プロモーションの原則です。

「ピカソの話は面白かったけど
 自分の商品の売り方がわからないや」
という方。

これも当たり前の話で

人は
「自分の事ほどわからない」者なのです。

自分の商品は

◎どこで
◎どんな風に
◎宣伝すれば良いか?

知りたい方は、
コチラのフォームからご連絡ください。
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